ゆりあげ漁港を訪れて。。。 [院長]

寒さが和らぎ、冬も終わりをむかえます。
この時期は春を目の前に気分もワクワクしますね。
しかし、5年前は日本中がそんな気分を忘れる冬の終わりとなりました。

今年の3月11日で東日本大震災から5年が経過しました。
時間が経つと共に、今ではあまり報道されなくなった被災地の現状を知るために
高校2年生になる娘と宮城県名取市にある閖上(ゆりあげ)漁港に行ってきました。
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かって漁業で栄えていた閖上地区でしたが、私たちが行った場所は
一面更地となっていました。
しかし、震災から5年近くが経ち、色々な場所で周囲のかさ上げ工事が進むなど
復興に向けた槌音が確実に響いていました。

さて、私たちが訪れた、ゆりあげ港朝市ですが名取駅からタクシーに乗って15分ほどで到着します。とても活気があり、早速私たちも新鮮な魚介類を炭火で豪快に焼いて食べました。
この朝市は魚介類だけでなく、野菜、果物、デザートそして、とても美味しそうな
ラーメンや餃子もありました。
その中でも海を見ながら飲む自家焙煎のコーヒーの美味しかったこと!
とても贅沢な時間を過ごしました。
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このゆりあげ港朝市は、驚いたことに震災から3週間後に再開したそうです。
離れ離れになった住民が再会する場所として復旧していったそうです。
まだまだ空き地が広がる閖上地区ですが、今や1日1万人が訪れる
「賑わい」の朝市だと知り、閖上の方達の力強さを感じました。

閖上漁港には大宮から2時間半ほどで訪れることができます。
ぜひ皆さんも閖上の方達のパワーを感じに訪れてみてはいかがでしょうか
そうそう!!南越谷の阿波踊りが4月10日にこの地を訪れるそうです。
ゆりあげ港朝市のホームページはこちら→http://yuriageasaichi.com

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被災した当時の写真や動画が展示してあり高2になる娘も真剣な表情で見ていました。
この地を訪れる事で知る事ができた被災地の現状や感じた事を
後世に伝えていってほしいと思いました。
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