みしらず柿 [院長]

早いもので今年も残すところあと1ヶ月程となりました。
未曾有の災害から8ヶ月が過ぎましたが
ニュースなどを見ているとまだまだ復旧も手つかずの所があるようです。

当院で震災に遭われた飼い主様のワンちゃんを診察させていただく
機会がありましたので、ちょっと紹介させていただきますね。

ミニチュアダックスのモモちゃんが当院に来たのは6月のことでした。
元々皮膚が弱く福島の病院でも治療を受けていたとの事。
避難先である越谷でも引き続き皮膚の治療を続けようと思っていた矢先に
陰部から膿が出ている事に気付き当院にいらっしゃいました。

診察の結果子宮の病気である事が分かりました。
さらに乳腺にしこりも見つかり同時に手術することになりました。
2つの大きな手術をすることになり飼い主様にとっては勇気のいる
決断だったと思いますが無事手術も成功し、今では元気に走り回っているようです。
本当によかったです。

そんなモモちゃんからおいしそうな柿を頂きました。
それはそれは立派なツヤツヤしたオレンジ色に輝く柿に
被災地から元気を頂いたようでスタッフ一同大感激でした。
本当にありがとうございました。
そして当院でも引き続き被災地の復興を願い
被災地のワンちゃんネコちゃんを助けていきたいと思っています。
みしらず.JPGみしらず1.jpg

  *おやま会津のみしらずの柿
皇室献上品としても名高い柿だそうで、「みしらず(身知不)」の由来として
一般的に知られている説では「身の程知らず」という意味で
枝が折れてしまう程身の程知らずにたくさんの実をつけてしまう。ということと
あまりにも美味しい柿なので身の程知らずに沢山食べてしまうという意味があるそうです。
モモちゃん、先生は一つものしりになったよ〜ありがとう。
そして先生は後者になってしまいそうです。[わーい(嬉しい顔)]



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